明治6年版 太陰暦
明治六年に太陽暦に改暦になったため、実質的には最後の
太陰暦となる。
資料の状態 良
明治7年版 太陽暦
明治六年の改暦後最初の太陽暦の発行。
資料の状態 良
改暦に際して、福沢諭吉が記した解説本。改暦自体が急に
行われたため、多くの人の混乱が予想された。一般の人にも
分かり易く書かれている。
中には、地球、太陽、月の運行図や曜日の概念などが記されて
いる。
ラランデ暦書 フランス版初版 1764年発行
18世紀中旬、パリ天文台の台長であったラランデが記した
天文解説本。
このフランス語版がオランダ語に翻訳され、日本に伝わった。
江戸時代最後の改暦であった享保暦の計算はこのラランデ暦書
の知見を活用して行われた。
全国を測量した伊能忠敬も参考にし地図作成の基本とした
当時最先端の科学書。
ラランデ暦書 内部
ラランデ暦書の目次。重厚な装丁でなめし革で作られている。
銅版による観測機器の図など、それだけでも美しい。
ラランデ暦書内部
銅版による観測機器の図など、それだけでも美しい。