2020年の夏は終戦から75年になります。この資料は敵機の爆音を録音したレコードになります。収録されているのは、「カーチスP40」「バッファロー戦闘機」「ボーイングB17重爆機」「ロッキード・ハドソン重爆機」それぞれ高度1000m、3000m、5000mの爆音と解説が収録されています。
空襲が激しくなると、全国各所に「聴音壕」や「防空監視硝」という施設が作られていきました。耳を澄まし飛行機の音から来襲の方位や規模を知りいち早く軍部に報告する施設です。東京近郊では、大月市に今も聴音壕の戦跡が残っています。
こういった施設や一般の方々にも機種の特定に役立つように作られたレコードとなります。
いずれ録音内容も公開できればと思います。