ナウマンゾウ子どもたちを前にナウマンゾウの化石を取り出すと身を乗り出してきます。それだけ図鑑などで目にしているのでしょう。絶滅した大型哺乳類としては最も知られた存在かも知れません。ナウマンゾウというと長野県野尻湖での発掘が有名です。野尻湖ではボランティアを含めた大規模発掘が毎年行われており、このしっかりした組織力がその...
- ホーム
- 小話
小話の記事一覧
気泡六分儀編六分儀の紹介のところで最近まで大洋航海中の船では使用されていると記しました。衛星航法が主体となるまでは現役だったのです。これは飛行機でも同じです。飛行機の場合、視野が広い(高いところを飛ぶため)為、航海中の船ほどの精度は必要ありませんでした。また高度によって水平線の見え方(角度)が変わってしまうため水平線を...
六分儀編 春に見られる星座でろくぶんぎ座という星座があります。比較的暗い星の集まりなので実際に探すのは難しいかも知れません。17世紀の天文学者ヘベリウスが作りました。六分儀は天文学者にとって大切な観測装置だったのです。これは星の高さを測ったり、星と星との間の角度を測るために利用されました。一方、最近まで船乗りたちが使っ...
四分儀・八分儀 編3大流星群と呼ばれるものがあります。一年で3回ほどある流れ星の多く流れる時。1月初旬のしぶんぎ座流星群。8月中旬のペルセウス座流星群。そして12月中旬のふたご座流星群。それぞれ多くの人が注目する流星群です。年始にあるしぶんぎ座流星群は、その年の幕開けを飾る天文現象とも言えるでしょう。この流星群の由来と...
鉄隕石地球には時々隕石が落ちてきます。その多くは石質隕石と呼ばれる石が主体の隕石ですが、約5%程の隕石は鉄でできています。鉄が空から降ってくる。どういう事なのでしょうか。隕石のほとんどは地球のような大きな惑星になりきれなかった小さな石の塊です。地球が誕生した頃に同じように太陽系で誕生しました。地球はそれらの塊が少しずつ...
ストロマトライト ストロマトライトは学校で学ぶことも少なく、あまり知られていない化石です。しかし生命史を語る上では欠くことができません。 地球に生命が誕生した舞台は海でした。その最初期に誕生したのがシアノバクテリアという生命です。その頃の地球の大気は二酸化炭素が主体で今の私たちが生きるために必要な酸素はほとんどありませ...