恐竜の卵の化石です。3個密集した状態で採取されました。この卵が何の恐竜だったのかを特定することはできていません。イベントでは子どもたちも実際に触れながら、どんな恐竜だったのかと思いをはせる、そんな会話の弾む時間になります。 本標本は3個が集積しているので、母岩も含めとても重い標本になっています。常設に近い、固定展示でき...
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トリケラトプスは白亜紀に栄えた体長9mにもなる角竜の一種です。図鑑にもよく登場する人気のある草食恐竜です。映画などではティラノサウルスと戦うシーンがよく描かれていますが、ずんぐりとした巨体と、攻撃的な角がそういったイメージを作り出しているのでしょう。 本標本は、トリケラトプスの脊椎の一部になります。押しつぶされて変形し...
詳細は、標本番号 k-012にて記載しています。ストロマトライトの化石は世界各地で産出していますが、本標本はドイツ産のものです。比較的新しい時代の標本になり、積層の様子がよく分かります。 標本サイズ W390 H190 D90 7127g 標本番号 K-014...
縞状鉄鉱の小型標本です。詳細は、標本番号 k-012にて記載しています。 標本サイズ W320 H170 D35~100 4166g 標本番号 K-013...
暦の作成はいつの時代にも天文と密接に関わり、最先端の情報が集められて作られました。時代ごとの英知の結集でもあります。また暦は計算するためのサイエンス、版木を作る工芸技術、そして配布するという社会性など様々な顔を持つのも興味深いところです。 所有する暦は江戸時代の85年分ほど、明治に入って旧暦が発行されていた40年分にな...
ストロマトライトとは、シアノバクテリアが作り出した岩のようなものです。シアノバクテリアは地球史上初めて光合成を行ったバクテリア。今から35~27億年ほど前に発生しました。このシアノバクテリアによって地球の環境が激変します。当時の大気はほとんどが二酸化炭素でしたが、海中に発生したシアノバクテリアの光合成によって、大気の組...
ラランデ暦書とは、パリ天文台台長であったラランデが1764年に出版した最先端の天文学を紹介した本になります。天文書なのに暦書と紹介されるのには理由があります。このラランデ暦書はフランスで出版された後、オランダに渡り翻訳されます。それが、オランダと交易していた江戸幕府に伝わってきます。幕府の天文方、高橋至時はこのラランデ...
東日プラネタリウムとは1938年10月30日に東京有楽町に日本で2番目にできたプラネタリウムです。東京日日新聞東京支社の社屋にありました。1943年、東京日日新聞が毎日新聞と社名を改めたのに伴い、毎日天文館と改められました。本資料のパンフレットには昭和14(1939)年4月30日にスタンプがあります。開館間もない頃に配...
1872(明治5)年11月、政府は急遽、1873年1月1日から暦を改めることを布告します。改暦が実施あれるまでわずか一月あまり。多くの人が戸惑ったことでしょう。明治に時代を移し国の制度も大きく変わりました。そんななか、暦の改革は全国民に大きな影響を与えることとなります。人々も時代の変化をことさらに感じたことでしょう。 ...
新聞は当時の社会的な評価を如実にあらわしています。毎日のように一面を飾り、日々刻々と進行するダイナミックな物語を皆に届けていました。このような一面の記事が毎朝届いていたかと、想像するだけでワクワクします。いずれ機会があれば、30種ほど集めている新聞記事もご紹介できればと思います。 ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせく...
アポロ計画は人々に大きな夢と達成感を与えました。アームストロング船長の交信記録はレコードになり、子どもたちは時の英雄をメンコとして身近に感じていたようです。様々な国で切っても発行されました。 写真以外にも多数所蔵しています。企画展の時などに公開していますが、レンタルも可能です。...
1969年に最初に月面着陸を果たしたアポロ11号。人類の快挙とも言われるアポロ計画の全容を紹介しています。今、目にする整理された情報だけでは無く関係者のインタビューとか現地取材とかが豊富に掲載されています。当時の熱気が伝わってきます。...